機械組立
機械組立の要は、徹底した品質管理
弊社では、万全な状態の製品をお届けするため、出荷の直前まで徹底的な品質管理に努めており、中でも機械組立やその後の検査において、厳しいチェック体制を敷いています。
機械組立において重要なこと
弊社の強みは、ワンストップで高品質な製品を提供できることです。その実現には、製作前に組立図を正確に読み取ることが重要だと考えています。設計の詳細を読み取ることができなかったら、製品の稼働イメージを把握できず、その後の製作にズレが生じてしまうからです。現場のスタッフは、製品の機能・機械動作の説明を受け、理解した上で組立て作業を行います。
設計段階における3Dでの検証によって、設計ミスの発生を最大限に防いでいます。たとえそれぞれの部品に生じている公差が許容範囲内でも、それが蓄積することで組立時に寸法に収まらなくなってしまうことを回避するため、三次元測定機などを駆使して組立品質を確保し、ひとつひとつの工程で正確な作業を心がけることで、精度の高い製品づくりを実現しています。
厳しい検査をクリアしたものだけが、お客様のもとへ
加工した部品の組み立ては、設計と同等の緻密さが要求される作業です。この組立作業は弊社の城島工場で行っています。城島工場では定盤によって水平性を確保しているため、わずかなズレや狂いも許さない、高い品質を追求することが可能です。弊社の高精度加工技術をもって加工した“部品”は、ここで組み立てることで“製品”になります。
組み立てた製品は、すべて弊社の厳しいチェックを通過したものです。そこからさらに、試運転やシミュレーションを行い、動作やスピード、組立精度などが設計通りであるかを見極めます。このテストをクリアして初めて、真の意味で品質検査に合格したと言えるのです。製品は厳重に梱包し、迅速に納品します。